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【書評】NYの人気セラピストが教える自分で心を手当てする方法 に救われた話

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こんにちは、今回はストレスに関する本を読んでみました。

ストレスといえば個人個人いろいろなことが思い出せますよね、あの人がむかつ

く・・・だとかあの人にあんなこと言われた・・・、あの時こうしておけばよかった・・・など

考えるだけきりがないですし、考えてるだけでも嫌になりますよね?

ストレスを抱えていると思考能力や判断力にも影響しますので、仕事や勉強などのパフォーマンスにも影響します。

もちろんストレスは身体にはすごく悪い影響があります。

血圧が上がったり、心臓などに負担がかかったり、大事な身体の異常に気がつかなかったり・・・心の異変は身体へも異変となってくるわけですね。

また、相手のことを考える余裕がなくなることで人間関係にも影響が出たりします。

国民の大多数が何かしらの原因で抱えるストレスですから、もはや国民的病なんて言えるかもしれません。

今回はそんなストレスを和らげることのできる本の書評です。

 

 

概要

タイトル:NYの人気セラピストが教える自分で心を手当てする方法

著者:ガイ・ウィンチ

訳:高橋 璃子

著者のガイ・ウィンチ氏ですが、セラピストの方でTEDトークでも同様の内容を語っています。日本のTVにも出演されたことがあるそうです。

本書は最新の心理学に基づいた治療法を著者の経験(実際の患者とのカウンセリング)に基づき書かれています。

見開きの目次よりストレスの原因から症状と対策について索引できるようになっており、ストレスを抱えたときに「本書を読み→書いてあることを実践する」ことで手当てをするといった、いわゆる救急箱的な使い方ができるような構成になっています。

 

目次ですが

第1章:自分を受け入れてもらえなかったとき―失恋・いじめ・拒絶体験

第2章:誰ともつながっていないと感じるとき―孤独

第3章:大切なものを失ったとき―喪失・トラウマ

第4章:自分が許せなくなったとき―喪失感

第5章:悩みが頭から離れないとき―とらわれ、抑うつ的反芻

第6章:何もうまくいかなくなったとき―失敗・挫折

第7章:自分が嫌いになってしまったとき―自身のなさ・自己肯定感の低下

 

となっており今回はその中より「第5章 悩みが頭から離れないとき―とらわれ、抑うつ的反芻」について取り上げたいと思います。

皆さんも昔あった嫌なことがいきなり頭の中にフラッシュバックしてくることありませんか?

私はよくあります、そしてあの時こうしたらよかった、とかあんなこと言わなければよかった、なんて思い返し後悔したり、暗い気持ちになったりします。

もう数年前のことだったりするのに笑

このことを心理学用語では「反芻」と呼ぶらしいです。

悪質なのは「良かった出来事」は思い返されず、「悪い出来事」ばかり思い返されるんですよ。ネガティブな思考のループである反芻は心身に様々な害(気分転換ができずアルコール依存や摂食障害・心臓や血管の病気等)をもたらすことが知られています。

この章ではそんな症状と反芻への対策として4つのことが挙げられています。

ストレスに対する誤解

私は本書を読むまではストレスなんて人に話すのが薬だなんて思っていたんですが、むしろ思い出してしまい治りが遅くなるので、逆効果らしいです。

ここは個人的に衝撃を受けました。

私だけではなく、知人などにも積極的に話してもらいストレスを和らげることができればなんて思っていたのですが、逆効果なんですね。

心の問題ですから、もちろん個人差はありますが、不用意に人を傷つけることがないよう正しい知識を持っておきたいと思いました。

たとえネガティブな考えを修正するためであっても、いやな気分や考えを思い出させることは危険

反芻の症状

A暗い気持ちが大きくなる。

B怒りがどんどん大きくなる。

C正常な思考や判断が難しくなる。

D人間関係がうまくいかなくなる。

こう言われると思い当たる節がありすぎて面白いなあと感じました。

いやなことって考えれば考えるほど雪だるま式にイライラが増幅するんですよね、イライラを増幅させるのに夢中になるので、他の思考が隅に追いやられ、その後人に当たったり、愚痴ってしまったり(愚痴られる側からしたら良いものではないですよね、著者もそれが続くと人間関係に影響があると指摘しています。)

このことを肝に銘じて生活しようと思いましたね。 

反芻の対策

対策として著者が挙げているのは

A視点を変える

Bいやな考えから目をそらす

C怒りをリフレーミングする

D周囲の人を思いやる

としており、具体的なアプローチ(方法)について記述されています。

私が個人的に参考になったのがA(視点を変える)というもの

ストレスの反芻が起こった際、頭の中の視点を第三者目線にしていくというもの

他者視点で考え合わせ技でB(いやな考えから目をそらす)を実行すると私は素早くこの反芻から抜けることができるようになりました。

他のアプローチについて気になる場合は実際に読んでみるとよいと思います。

感想

人間心理については個人的関心が強く、定期的に心理関係の書籍を読んだりすることが多いです。

また大学に行けるのであれば心理学部に行きたいです。

今まで読んだ書籍は他者の心理について考えることが多かったのですが、今回は自分のためのものでした。

書評ということで、1項目のみ書かせていただきましたが、その他の章(目次部分参照)にも普段の生活で役に立ちそうなシーンのものがまだまだありましたのでこの本にはしばらくお世話になりそうです。

本書の手当てを体得すればより楽な生活が送れるのではないかと実感しました。

現代病のストレスとしっかり付き合う必要は生きていくうえで欠かせませんからね。

自分のストレスについて関心がある方は手にとってみてはいかがでしょうか?